2013年7月20日土曜日

わかった上で量詞を覚える。「一只狗」と「一条狗」…一匹の犬


わかった上で量詞を覚える「一只狗」と「一条狗」

量詞というのは、日本語でもあるように一匹の馬、1頭の象のように、匹とか頭が量詞です。中国語の量詞を無理やり覚えるのは、よろしくありません。ということで、

一只狗」は「一匹の犬」、

「一条狗」も「一匹の犬」という意味です。

何が違うかというと、「只」の持つ意味と、「条」の持つ意味が全く違うんですね。そこからくるイメージがずいぶん違います。「只」は、普通に使うときは、「ただ…だけ」という意味がありますが、「ほんの少し」という意味があり、小さいというイメージがあります。だから、「一只狗」は、「一匹の犬」と言っても、「一匹の小型のかわいい犬」という感覚を持たなければなりません。

片や、「条」は細長いイメージがあるもののことを言います。「一条狗」というと、細長い感じで、どちらかというと大きめの犬をイメージします。「一条狼」は「1匹のオオカミ」です。もちろん子供のオオカミだったら、「一只狼」とするのもありです。

「一条狼」と、「条」を使うと、中国人は、恐ろしい動物というイメージを持つようです。

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