2013年7月20日土曜日

わかった上で量詞を覚える「把」

わかった上で量詞を覚える「把(bǎ)」

「把」という言葉は、「にぎる」とか「つかむ」という意味です。
だから、この量詞は、簡単。

包丁は、にぎるもの。だから、「一把菜刀(cài dāo:一つの包丁)」

かなづちも、にぎるもの。だから、「一把子(chuí zi:一つのかなづち)」

銃もにぎるもの。だから、「一把(qiāng:一丁の銃)」

鍵は、親指と人差し指でつかんでいるような感じではありますが、手の位置と鍵の位置を考えると、お分かりの通り、「一把匙(yào shi:一つの鍵)」です。

握り方は、ちょっと違いますが、傘もにぎります。だから、「一把(sǎn:一本の傘)」
ということです。

ただし、鍵の場合、鍵束をイメージしているときは、「一串匙」となります。「串(chuàn)」は、糸を通して数珠つなぎになっているようなものを指します。

日本語の「串」は、まっすぐですが、もともとの意味は、ひもを通して連なっているようなイメージです。

0 件のコメント:

コメントを投稿