2013年7月21日日曜日

量詞の「朵(duǒ)」を考える

量詞の「朵(duǒ)」を考えます。

もともろ「朵」は、花のつぼみを指す言葉です。でも、日本人が花のつぼみとイメージしても、中国人のそれとは、違うかもしれません。

中国の典型的な花である、牡丹とか梅の花のつぼみをイメージするのが一番いいような気がします。
この写真のイメージが近いかもしれません。


で、「朵」を量詞として使って、
一朵花(一つの花)…「花一輪」と訳してはいけません。つぼみの部分、花の部分をイメージするのであって、茎などを含めてはいけません。

一朵梅花(梅の花)、一朵牡丹(牡丹の花)
という使い方になります。

さて、添付の写真を見ていただくと、おわかりのとおり、牡丹の花のつぼみは、ひとかたまりの雲の形に似ています。だから、雲を数える量詞にも使われるわけです。

一朵云(ひとかたまりの雲)
一朵白云(ひとかたまりの白い雲)

中国語の習得のこつは、中国人の持つイメージを認識することが何より大事に思います。



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